2017年11月28日(火)14:00~16:00 に株式会社ヘルツのセミナールームで開催された「Canva Caravan in 高松」というイベントに参加してきました。
Canva 知識が無くても豊富な素材やテンプレートを使って、簡単にオリジナルのデザインを作成できるツールです。
[ SESSION 1 ] プロが教える!SNSで効果を発揮する撮影術。ここだけのハナシ、3+3大法則!!
鍋坂 樹伸(コマーシャルフォト サン・スタジオ)様によるセッション。
- SNS は時代によって変わるが、メッセージを伝えるための写真や動画は変わらないんじゃないか?
- 写真は言葉よりわかりやすい。動画より瞬間的に情報を伝えることができる。
- 良い写真とは
- 好きなものが写っている
- 人が写っている事。物撮りよりも人が写っている方が良い。
- 3B の法則。美人(Beauty)・赤ちゃん(Baby)・動物(Beast)が良い。
- SNS 映えする写真とは
- 長方形と正方形。正方形だと横写真なのか縦写真なのか見た人の想像が膨らむ。体が向いている方に余白を取ると安定する。
- 引きと寄り、効果的なのはどちら? 寄った方がメッセージ性が強まる。伝えたいことによって引きと寄りを使い分ける。
- 空気感ってなんだろう? 色・間・ボケ。高さを出すための縦写真。人全体を撮るなら縦写真。表情なら横写真。色数を押さえてみる。表情で空気感を出してみる。髪の毛や砂がぶれていると躍動感が出る。
- 構図
- 二分割構図
- 三分割構図
- 日の丸構図(大事なものを中心に)
- 遠近構図
- プロフィール写真
- SNS が登場してプロフィール写真が必要になった。
- プロフィール写真は目線アリが良い。
- まとめ
- アップロードする前にトリミングして伝えたいメッセージを打ち出してみる。
- Canva で加工してみる。
- 撮りっぱなしの写真ではなく少し加工してアップする。
- 撮影時に考えるておく。
- 撮影後に処理する
[ SESSION 2 ] マーケティングツール制作に便利な Canva
神森 勉(KDDIウェブコミュニケーションズ)様によるセッション。
- マーケティングで必要なアウトプットとは?
イベント配布・顧客層腐向け DM・ウェブサイトはマーケティングツール。
例えば、下記のようなものはプロに頼まなければいけない。がなかなか予算が捻出できない。 - 営業活動
- 名刺
- ショップカード
- プレゼンテーション資料
- 会社案内
- オフライン活動
- フライヤ
- ポスター
- イベント招待券
- クーポン
- オンライン活動
- ウェブサイト
- オンライン広告
- ソーシャルメディア画像
- オウンドメディア
- Jimdo を使っている人から、メインビジュアルやバナーの作り方がわからない。という声が多かった。自分で作ってもなんかいまいちという声も。
- 印刷物などの成果物を作るには、ソフトやフォント、デザインの知識など複雑なプロセスがある。
- 画像素材
- アイコン素材
- 画像フィルター
- 無料で使えるフォント
- これら、デザインに必要な物をまとめたのが Canva というサービス。
- デザイナーでない人が一番困っているのは、レイアウトや要素の配置。
- テンプレートが用意されているので簡単に作れる。
- テンプレートは100万種類!
- 28種類の日本語フォント
- ウェブブラウザで使える。iPhone や Android(ベータ)アプリもあるみたいです。
- Canva で作れるもの
- SNS 用の投稿画像
- SNS のカバー写真
- プレゼン資料や履歴書・文章。ただし30ページまで。
- ブログのアイキャッチ
- ウェブ広告
- フライヤー・ロゴ・メニュー・名刺・ポストカード・招待状
- すべて無料だけど、一部写真素材が有料。
- Canva 使い方デモ
- はじめにテンプレートを選択
- 自分の画像もアップロードできる
- 一般的なショートカットが使える
- Canva for Work 有料版
- デザインをフォルダで管理できる
- 共同作業できる
- 使える写真素材が増える。
- マジックリサイズ機能が使える。インスタ用の画像を作れば、Facebook、Twitter 用に自動で調整してくれる。
- 印刷サービスも対応予定。トンボと塗り足しを付けて PDF で書き出しできる。
感想
鍋坂様のセミナーでは、撮影する時に後の加工を念頭に置いておくことと、見た人が写真から何を感じるか考えて加工する事を学び、神森様のセミナーでは、Canva の全体像が理解できました。
Canva はほとんどの機能を無料で使えるので試してみようと思います。
講師の方々・スタッフの皆様、有意義なセミナーをありがとうございました。