2013 年 6 月 7 日 ( 金 ) 18:30 から、サンポートホール高松 62 会議室で行われた Webridge Meeting SP14 マルチデバイス化のためのコンテンツ戦略 に参加してきました。
▲ コンテンツモデル製作中〜。
この記事の目次
基礎講座の復習
現状スマホサイトの問題点
- 自己主張ファースト
- コンテンツが奥へ隠れている
- 安易な使い回し
- コンテンツが省略されている
- コンテンツがない
現状のスマホサイトに問題があるので、スマホでも PC 版ページがみたいユーザーが存在する。
MPR というサイトが良くできている
NPR : National Public Radio : News & Analysis, World, US, Music & Arts : NPR http://www.npr.org/
- コンテンツの構造化
- 要素の細分化と整備
- スタイリングとの分離
- 未来に対応したコンテンツ管理
COPE ( Create Once, Publish Everywhere ) を目指す
一回作りこんで、全ての場で配信する手法。
- 再利用可能な仕組みづくり
- 組み合わせが自由なコンテンツ構造
- 見た目とコンテンツの切り分け
すでに多種多様なスクリーンサイズが存在し、特定のスクリーンサイズ向けに制作するのは無意味。
コンテンツモデルの重要性と組み立て方
コンテンツモデリングとは?
- コンテンツモデルはサイトの特徴
- 同じジャンルでもモデルが異なる
- ビジネスゴールとの密接な関わり
- ゴールと利用者ニーズ
- モデルを補助するサイト設計
例えば、同じグルメサイトでもコンテンツモデルが違う。
コンテンツ・インベントリ ( コンテンツの棚卸し )
- コンテンツの品質チェック
- コンテンツの責任者は誰か?
- 結合・変更・昇進・削除するべきコンテンツは?
- コンテンツ設計の基礎
全部できない時は…
- 特定のカテゴリや領域にフォーカス
- 階層の深さできる
- アクセスの集中している部分
どのような種類のコンテンツがあるのか理解する。
- ゴールを満たすコンテンツはどれか?
- 利用者はなぜコンテンツを必要としているか?
- そのコンテンツで何を達成できるのか?
- コンテンツを通して利用者にしてほしい行動は?
ゴール設定
- 組織として達成しなければならない事は何?
- ビジネス戦略を補助するコンテンツはなにか?
- 利用者が必要としているコンテンツとは?
上記の点を踏まえて考える。
- イベントリーと調査をヒントにゴールを設定
- コンテンツによって見えてくる利用者像
- ゴールへ近づくための評価指標
コンテンツモデルを考える
次の二点を踏まえて、コンテンツモデルを考える。
- 企業側のメリット ( ゴールの理解 )
- 利用者側のメリット ( コンテンツの理解 )
コンテンツモデルの作り方
- 大まかな分類から始める
- 明確な違いがあるような分類
- 長い要素を少しずつ細分化
- 共通の要素を見つけて採用する
次の点も考慮する。
- コンテンツにかけられるコストは?
- 今のスキルセットは?
- ビジネス戦略を補助するコンテンツは?
- 組織として達成しなければいけない事は何?
コンテンツモデルから始まる制作プロセス
- 同意した情報要素を元に設計
- コンテンツんのプライオリティが決まる
- 現実的なデザインの提案が出来る。
- マルチデバイス向けの柔軟なデザインが出来る
利用者とビジネスゴールを意識したモデル作りの練習
チームで、グルメサイトのコンテンツモデル作りを行う。
※ このワーク、僕の想像力が働かなくて、全然ネタ出しできませんでした。チームの皆様スミマセン…。
コンテンツモデル制作のヒント
- 利用者の欲しい情報を書き出す
- 運営側の目的を達成させる価値は?
- まずは大まかな形を作る
- 店舗情報の細分化
セミナーを終えての感想
サイトのゴールと、利用者のニーズを意識したコンテンツモデル作りの重要性が理解出来ました。
最後になりましたが、講師の長谷川さま、イベント関係者のみなさま、ありがとうございました!
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