2010/10/16 に開催された Webridge Meeting SP5 [ SEO 最新事情と改善手法 ] に参加しました。
ハンズオントレーニングの講師は益子貴寛さん、概要は次の通り。
> 現在求められる SEO ( 検索エンジン最適化 ) の具体的な手法を学びます。 > 検索エンジンの動向、SEO に適したサイト設計、キーワード戦略、テキストコンテンツの改善、被リンクの獲得、アクセス解析と SEO、ランディングページ最適化 ( LPO )、ソーシャルメディア対応などを学習します。
今回のハンズオントレーニングの大事なポイントをメモ ———————————————————————-
すべては書ききれませんので、気になった所だけメモしておきます。
– 一般的なユーザーは、ブランド名を日本語 ( カナ ) のキーワードで検索する。 – トップページの上半分は新規ユーザー向け、下半分はリピーター向けの情報を掲載する様にページを設計する。 – サイトのテーマをしっかり決めてブレが無いようにする。 – 自社サイトに動画を掲載するよりも、Youtube に掲載する方が再生回数が多くなる。 – ページ単位で勝負するキーワードは三個前後にする。 – 会社・ビジネスの場合は地域名のキーワードを忘れずに。商圏を意識しておく。 – 個人向けと法人向けのサイトは別ドメインで分ける。 – Google プレイスに登録する。積極的に利用する。 – Google ウェブマスターツール – 上位キーワードを確認し、サイト設計時に想定したサイトテーマとぶれていないか確認する。 – サイトのパフォーマンスが確認できる。 – Firefox のアドオン YSlow ( Yahoo! ) とか PageSpeed ( Google ) などがあるらしい。 – ページタイトルの工夫 – 勝負するキーワードは先に、補助的なキーワードは後に。 – ブランド名・会社名よりも、商売内容(レシピ、通販など)のキーワードを入れる。 – キーワード毎の検索数は Google トレンドで調べる – ウィルス対策 vs ウィルスソフトとか – セキュリティソフト vs セキュリティ対策とか – 文字数は 35 文字ぐらいで – キーワードの羅列ではなくて、ある程度自然な文章で。 – 物販のサイトであれば、購入とか送料とか販売とかのコンバージョンワードを含める – 楽天が参考になるらしい。 – ページ内テキストの工夫 – 見出しの改善は重要。メリットを打ち出した魅力的で具体的な見出しをつける。 – 見出しは最後に見直して、練り直す。書きっぱなしにしない。 – 見出しはテキストが良いみたい。画像の見出しを使う場合は CSS の画像置換でやる。 – 重要なキーワードはページの上部に置く。 – キーワード出現頻度診断ツールなどもある。 – 重要なキーワードの出現頻度は 5% 以内ぐらいが良いらしい。 – 被リンクを増加させる方法 – 被リンクのタイプは、参照(原文・参考情報など)と社交(コメント・トラックバック)の二種類 – 被リンクの増加は、緩やかに上昇するのが望ましい。 – 被リンクの質も重要 – 一つのドメインからたくさんのリンクをもらっても意味がない。たくさんのドメインからリンクをもらう方が良い。 – ソーシャルメディアを活用し、被リンクを増やす。 – Google ウェブマスターツールの「サイトへのリンク」で被リンク数を確認できる。 – リンク効果の持続時間が短くなってきているので、常に新しいリンクを獲得し続ける必要がある。 – アクセス解析データを SEO に活かす方法 – Google Analytics ( グーグル アナリティクス ) – 滞在時間の長いキーワードを確認してみる。 – 平均ページビュー、平均サイト滞在時間、直帰率がサイトの満足度をはかる尺度 – まず、直帰率を改善する。 – ランディングページ最適化とページ設計 – 検索連動広告のポイント – コンバージョンワードを中心に組み立てる – 「とは」などの調べ物用キーワードは除外する – ブログや Twitter の活用 – ブログの効果 – 更新頻度が上がることでクローラーが頻繁に来てくれるかも? – ユーザーの親近感 – 社交の場になる – RSS の登録数の管理には、FeedBurner がおすすめ – SEO において更新頻度は大事みたい。二週間更新しないと順位が下がる?
今回のハンズオントレーニングの感想 ———————————————————————-
SEO に関する最新事情と改善手法、便利なウェブサービスについて分かりやすく解説していただきました。 ありがとうございます。