「宣伝会議」で5年以上にわたって講師を担当されている益子貴寛さんが、高松で Web ライティングの実践講座を開催されるとの事で、2013年1月17日 木曜日 13:30-17:00 に、サンポートホール高松 63会議室で行われた コピーライティング 実践トレーニング&ワーク 香川 に参加して来ました〜。
▲ 効果的なコピーライティングスキルを身につける3時間30分の集中セミナー!
気になった所のメモ書き ———————————————————————-
Web ライティングの基本チェックリスト ( 形式面 )
- 見出しをこまめに
- 段落わけをこまめに
- 行間を広めに
- 1行あたりの文字数に注意
- 文字サイズは大きめに
- 文字の種類を適切に選ぶ
- リストをつかう
- 図や写真をつかう
- 表にまとめる
- 背景色と文字色に注意
その他
– 文字サイズはデバイスの標準サイズが良い。パソコンだと 16px 相当になる。 – フォントはゴシックが読みやすい。 – 今後、ロゴとかは SVG が使われるらしい。
Web ライティングの基本チェックリスト ( 内容面 )
- 一文を短く
- 結論を最初に
- 主語と述語を近づける
- あいまいな表現にしない
- ~れる/~られる(受動態)を避ける
- ~ない/~しない(否定形)を避ける
- および/そして(接続詞)を少なく
- なるべくひらがなに
- カタカナを効果的に
- 文末をクドくしないように
[ ワーク1 ] チェックリストにもとづいて文章に赤入れをしてみよう
– 見出しと書き出しが重要。 – 書き出し・締めは、短くスマートにすると分かりやすい。 – 本の書き出しをまとめた 本の書き出し というサイトがある。
[ ワーク2 ] 過剰敬語が多すぎる文章に赤入れをしてみよう
– 過剰敬語は、逆に理解しづらくなる。 – 文章を書いた人や企業の姿が見えなくなってしまう。 – バイト敬語に注意する。 – 固有名詞は間違わないようにする。 – 三点リーダーは使わずに、なるべく言い切る。 – [ 思います ] という曖昧な表現を多用しない。
[ ワーク3 ] 語尾「思います」にかわる表現を考えよう
違った表現はネット上にある類語辞典(シソーラス)で調べる。
リライト(文章なおし)の方針決定「1.2倍/1.5倍/2倍の法則」
文章の「不足」のポイント
– 5W1H + 1H がカバーされていない。 – 専門用語や難読語に対する補足がない。 – 主述(主語・述語)関係がはっきりしない。
5W1H+1H とは?
– Who(だれが) – What(なにを) – When(いつ) – Where(どこで) – Why(なぜ) – How(どのように) – How much(いくらで)
レポート系は「体言止め」が有効。リズムとスマートさがアップするが、商売っぽい文章になるので、ほどほどに。
[ ワーク4 ] 文章を価値1.5倍の方針でリライトしてみよう
– 「なぜ」の説明を厚くするのがストーリー性。
ロジックやノウハウよりも大切なこと
– コピーライティングの本質は Show the Flag! – コンセプト、方向性、姿勢、イメージ、視点、プロジェクトゴールを明確に示すのがコピーライティング。 – コピーライティングは大胆に。 – 文章ライティングは繊細に。 – まず、音が勝負。字面にもこだわりを。 – コピーライティングには、性差、地域差、業界差によって傾向がある。 – 四象限マッピングで整理すると分かりやすい。冷たいか暖かいでも良い。 – 関節表現はブランドコピー。直接表現はセールスコピー。 – セールスコピーのポイントは、当事者意識、不安と救い、限定、数字、権威。
[ ワーク5 ] 高松の「ちょっと自虐的」なネーミングを考えよう
私の作品は、次のふたつ。
– なんも出来てない高松 – 高松は出汁の香り
文章力/語彙力アップに必須の情報源
– とにかく類語を調べるクセを付ける。 – 類語辞典・シソーラス – Weblio辞書
[ ワーク6 ] 「ポイント」の言い換え語を考えよう
私の答え3つ。
– 利点 – 勘どころ – 良い所
文章のテイストとチャンネルわけ
– だれでも複数の役割を背負って生きている。 – 誰に向けて書くのかも意識する。 – 戦隊ヒーローになりきって文章を書き換えてみよう – www.さとなお.com(さなメモ): いわゆるひとつの企画のコツ
文章を短くするトレーニング
– 長い文章を140文字(Twitter用)に短くする。
文章から「読んで楽しい見出し」を導くトレーニング
– リスティング広告をコピーの効果測定に使う。 – BananaAd – 余談:メルマガはシンプルじゃないと読まれない。
コピーライティングの情報源
– みんなで集めるキャッチコピー・キャッチフレーズ集 – キャッチコピー 集めました。 – コピーライターの目のつけどころ – 船井総合研究所 – 業界のトレンドやビジネスモデルを参考にする。
コピーライティングのアイデア出しトレーニング
– シャレ系コピーは、ダジャレ、パロディ、韻ふみ、本歌取り、などがある。 – コーポレートコピーの本流はイメージ系。
感想 ———————————————————————-
実際に自分の頭で課題を考えるワークの時間が多く、大変勉強になりました。
> コンテンツも、ソーシャルメディアも、SEO も、コピーライティング力があって、はじめて生かせる。
まさしくその通りだと思います。
本当にありがとうございます!
参考:益子さまが書かれたコピーライティングのコラム ———————————————————————-
益子さまが書かれたコピーライティングのコラムも参考になります。
– Web文章入門 : 第1回 ウェブの媒体特性に合った文章の大切さ | エキスパートコラム | bizYou Webサポート – Web文章入門 : 第2回 わかりやすい文章の10大原則 | エキスパートコラム | bizYou Webサポート – Web文章入門 : 第3回 お店の「こだわり」を伝えよう | エキスパートコラム | bizYou Webサポート – Web文章入門 : 第4回 魅きつけるキャッチコピーのポイント | エキスパートコラム | bizYou Webサポート – Web文章入門 : 第5回 ウェブサイトは「ページタイトル」が命 | エキスパートコラム | bizYou Webサポート – Web文章入門 : 第6回 リスティング広告の表現を工夫しよう | エキスパートコラム | bizYou Webサポート
ありがとうございます!