Mac ( Mountain Lion ) で Android の開発環境を構築

mac-android-sdk

Mac OS X に Eclipse と Android SDK をインストールして、アンドロイドのサンプルアプリをエミュレータで起動するまでの手順をメモ。

開発環境が Mac OS X の場合、ハードディスクのフォーマットが大文字と小文字を区別するフォーマットじゃないと動かないと言う記述を何処かのページで見かけたような気がするんですが、とりあえず、エミュレータで起動できたので良しとします。

今回、試してみた環境など
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– Mac OS 10.8.2 ( Mountain Lion )
– Eclipse 3.5
– [Android 1.5 SDK, Release 3](http://developer.android.com/intl/ja/sdk/1.5_r3/index.html)

JDK ( Java Development Kit ) のインストール
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まず最初に、自分のマシンに JDK ( Java Development Kit ) がインストールされているか確認するため、ターミナルで次のコマンドを入力してみます。

$ javac -version

私の環境では、次のように表示されたので JDK はインストール済みのようです。

javac 1.6.0_35

Mountain Lion の場合、最初からインストールされているのかも?

Android SDK のダウンロード
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1. [Android Developers](http://developer.android.com/sdk/index.html) から最新の Android SDK ( 現時点では android-sdk_r20.0.3-macosx.zip ) をダウンロードする。
2. 解凍した [ android-sdk-macosx ] フォルダをアプリケーションフォルダの中に移動する。

Eclipse のダウンロードとインストール
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1. [Eclipse Downloads](http://www.eclipse.org/downloads/) のページから、Eclipse IDE for Java Developers ( Mac OS X 64 Bit ) をダウンロード。
2. ダウンロードしたファイルを解凍して、アプリケーションフォルダに移動する。

Eclipse の日本語化
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▲ [ Eclipse 4.2 Juno Pleiades All in One ] をクリック。

mac-android-mergedoc-2

▲ 64bit Full-Edition Ultimate をクリック。

ダウンロードが終わったら任意の場所に解凍します。

次は、日本語化ファイルを移動します。

ダウンロードしたパス/pleiades/eclipse/dropins/

の中の MergeDoc フォルダを、

/Applications/eclipse/dropins

の中に移動します。

最後に、Eclipse の設定ファイルに MergeDoc の記述を追加します。

/Applications/eclipse/Eclipse.app/Contents/MacOS/eclipse.ini

上記のファイルの末尾に以下の記述を加えます。

-javaagent:/Applications/eclipse/dropins/MergeDoc/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

余談ですが、[Eclipse 日本語化言語パック ( サードパーティ版 )](http://sourceforge.jp/projects/blancofw/wiki/nlpack.eclipse) と言う物もありました。

Eclipse に ADT ( Android Development Tools ) plugin をインストール
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Eclipse を起動し、[ ヘルプ ] → [ 新規ソフトウェアのインストール… ] を開く。

eclipse-install-adt

[ 使用可能なソフトウェア ] の [ 作業対象 ] に

https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

を入力し追加をクリック。

[ リポジトリーの追加 ] と言うダイアログが出るので、名前を [ ADT ] とかにしておきます。

それから、[ 開発ツール ] をチェックして、インストールします。
途中でセキュリティーの警告が出た場合は、[ OK ] をクリックします。

Eclipse を再起動すれば、ADT ( Android Developer Tools ) のインストールは完了です。

再起動後に、Android SDK の場所を聞かれるので入力する。

エミュレータを起動する前準備
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[Eclipse 内で ADT を使用 | Android Developers](http://developer.android.com/intl/ja/guide/developing/eclipse-adt.html#Running) を参考に AVC を作成します。

サンプルコードをエミュレータで起動してみる
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1. Eclipse のメニューから [ ファイル ] → [ 新規 ] → [ プロジェクト… ] を選択。

eclipse-project-1

[ Android Project ] を選択して [ 次へ ] をクリック

eclipse-project-2

[ Contents ] の [ Create project from existing source ] をチェックして、[ Location ] のところに、SDK のサンプルのどれかのパスを入力します。
例えば、

/Applications/android-sdk-mac_x86-1.5_r3/platforms/android-1.5/samples/HelloActivity

自動的に他の項目は埋まるので、完了をクリックします。

パッケージエクスプローラから、先ほど追加した [ HelloActivity ] を選択して、[ 実行>実行」として[Android Application]を選択します。そうすると、ビルドされて、エミュレータが立ち上がりアプリケーションを起動してくれます。

eclipse-run-1

eclipse-run-2

.bash_profile に tool のパスを通す
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ターミナルを起動し、次のコマンドを入力し、ホームフォルダの第一階層に .bash_profile というファイルが存在するか確認しておきます。

$ ls -la

ホームフォルダに .bash_profile というファイルが無い場合は、次のコマンドで新規作成します。

$ vi .bash_profile

次の環境変数を書き込む

export PATH=$PATH:/Applications/android-sdk-mac_x86-1.5_r3/tools

.bash_profile ファイルを再読込します。

$ source .bash_profile

設定を確認

$ echo $PATH

参考にさせてもらったページ
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– [Mac に Android SDK をインストール | textdrop](http://www.textdrop.net/soft/mac-android-sdk-install/)
– [Mac OS X LionにAndroidアプリの開発環境を構築する | HAPPY*TRAP](http://www.happytrap.jp/blogs/2012/02/05/7713/)

ありがとうございます。

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