今までは、Windows サーバと Macintosh クライアントで運用してたんですが、諸事情により Macintosh をサーバマシン、Windows をクライアントマシンにすべく、Synergy を再セットアップしました。
設置場所 | OS | IP アドレス | コンピュータ名 |
---|---|---|---|
左側 | Mac OS 10.4.6 | 192.168.1.2 | G5 |
右側 | Windows XP Pro SP2 | 192.168.1.3 | XP |
こんな環境です。以下は導入のメモ。
## 関連ファイルをダウンロード
Synergy のサイトから最新版をダウンロード。この記事を書いている時点では 1.3.1 が最新。Mac OS X は、拡張子が .gz となっているもの。Windows XP は、拡張子が .exe になってるインストーラー形式が簡単だと思う。
## Macintosh: サーバマシンの設定
Finder の「移動」→「フォルダへ移動」で「/usr/local/bin」と入力するとウインドウが開くので、先ほどダウンロードした「synergys」をコピーする。
次は設定ファイルの編集。ダウンロードした「synergy.conf」をテキストエディタで開き、以下を参考に編集する。
section: screens G5: 192.168.1.3: #alt = ctrl #ctrl = super #super = alt end section: links G5: right = 192.168.1.3 192.168.1.3: left = G5 end
編集が終わったら、Finder の「移動」→「フォルダへ移動」で「/etc」と入力するとウインドウが開くので、先ほど編集した「synergy.conf」をコピーする。
次はサーバアプリが自動的に起動する様に、下の一行を書いた実行形式のアップルスクリプトファイルを作成して、ログイン項目に追加しておく。
do shell script "/usr/local/bin/synergys -c /etc/synergy.conf -n $(hostname -s)"
最後に、スクリプトファイルをダブルクリックしても良いし、再起動しても良いので、サーバアプリを立ち上げて置く。
## Windows: クライアントマシンの設定
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール。
次に、ポートを解放するため「コントロールパネル」→「Windows ファイアウォール」→「例外」で「ポートの追加」をクリックし、名前:Synergy、ポート番号:24800、TCP を選択する。
Synergy を起動し、Use another computer’s shared keyboard and mouse (client) を選択して、Other Computer’s Host Name にサーバマシンの IP アドレスを入力。上の例でいくと、192.168.1.2 です。
で、Options の Logging Level を Warning にして、Start をクリック。
## 動作確認
サーバマシンに接続しているキーボード・マウスでクライアントマシンを操作してみる。Ctrl, Alt などのキーが違う場合は「synergy.conf」を編集してみる。
## とりあえず判明している問題点
クライアントにした Windows マシンの Fireworks 8 で Alt + Shift + U のキーボードショートカットが使えん。と言うか、Alt + 何かしらのキーを使ったキーボードショートカットが使えん。ダメだこりゃ。
Alt キー単体では動作しているみたい。