ストーリ仕立てで、インバウンドマーケティング手法が学べる「ベテラン営業マンと若手 Web 担当者がコンビを組んだら?」を読みました〜。(^o^)
この記事の目次 非表示
インターネットの普及による顧客行動の変化
インターネットの普及によって、お客さんが商品を購入するまでの行動が変わりました。
インターネットが登場する前なら、直接販売店に向かい店員から説明を受けたり、詳しい知人に聞くなどの方法しか無かったが、今は、Google や Yahoo などの検索エンジンがあるので簡単に調べることができます。
大量の商品の情報をまんべんなく持っている家電量販店の店員さんより、特定の商品について突っ込んで調査したお客さんのほうが持っている情報量が上という場合が多々あります。
インバウンドマーケティングとは?
この本で紹介されている「インバウンドマーケティング」は、アクセスログを元に潜在顧客を顧客に育てるマーケティング手法です。
訪問ユーザー個別に、メルマガの反応やアクセス状況をみて、良きタイミングでオファーを出していきます。
また、インバウンドマーケティングは、お客様に商品の購入をゴリ押しするプッシュ型の営業スタイルではなくて、あくまで、お客様の方からこちらに向かってきてくれる流れを支援するスタイルの手法です。
具体的な施策
具体的には、ペルソナを作成し、潜在顧客が検索しそうなワードでコンテンツを制作し、サイトを訪問してもらい自社の製品を知ってもらうなどの施策があります。
また、訪問者の関心のレベルに合わせて、メールマガジンの内容やコンテンツを最適化して出し分けたりもします。
ツールの利用
インバウンドマーケティングには、アクセスログやメールマガジンの反応、フォームの送信内容などを紐付けてユーザー単位で見ることができるツールが必要です。
本書では「HubSpot」という製品を中心に話が展開します。
一人のユーザーとして、個人的な情報が丸見えになってしまうのに抵抗がありましたが、問い合わせしても、何度も同じ内容を説明しないといけない引き継ぎの不十分なサポートより、どの担当者に問い合わせても、しっかりとサポートしてくれる方がよっぽど良いですね。
感想
従来の営業スタイルで行き詰ったベテラン営業マンと若手ウェブ担当者がインバウンドマーケティングを実践していくストーリー仕立てでとても読みやすかったです。
ストーリーの中に具体的な手法も紹介されており、オススメの本です!(^o^)
[amazonjs asin=”B0776YX5DF” locale=”JP” title=”ベテラン営業マンと若手Web担当者がコンビを組んだら?: 勝ち抜く企業のBtoBマーケティング”]