ワーク・シフト – 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉を読んだ

リンダ・グラットン著、ワーク・シフト – 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉を読んでみました。

感想 ———————————————————————-

本書では、今後の世界に起こる変化を予想した上で、近未来の労働のあり方について書かれており、暗い未来予想を突き付けられますが、頑張って生きていきます。

Kindle 版を購入したので、何年かしたら読み返してみようと思います。

参考までに目次を貼っておきます。

目次 ———————————————————————-

プロローグ 働き方の未来は今日始まる

序章 働き方の未来を予測する

第1部 なにが働き方の未来を変えるのか?

第1章 未来を形づくる五つの要因

– 要因1 テクノロジーの進化 – 要因2 グローバル化の進展 – 要因3 人口構成の変化と長寿化 – 要因4 社会の変化 – 要因5 エネルギー・環境問題の深刻化 – 自分自身の未来予想図を描く

第2部 「漫然と迎える未来」の暗い現実

第2章 いつも時間に追われ続ける未来―三分刻みの世界がやって来る

– (ジルのストーリー)二〇二五年、ロンドン – (まだ時間が細切れでなかった時代)一九九〇年の一日 – 時間に追われることの弊害 – 時間に追われる未来を生む要因 – 時間に追われない未来をつくる

第3章 孤独にさいなまれる未来―人とのつながりが断ち切られる

– (ローハンのストーリー)二〇二五年、ムンバイ – (アモンのストーリー)二〇二五年、カイロ – (人とのつながりがあった時代)一九九〇年の一日 – 同僚との気軽な関係の消滅 – 家族との関わりの希薄化 – 家族と家庭はどう変わってきたか? – 孤独にさいなまれる未来を生む要因

第4章 繁栄から締め出される未来―新しい貧困層が生まれる

– (ブリアナのストーリー)二〇二五年、オハイオ州 – (アンドレのストーリー)二〇二五年、リエージュ – 豊かさの新しい決定要因 – 「勝者総取り」社会で広がる格差 – 劣等感と恥の意識が強まる – ナルシシズムと自己アピールの時代 – 繁栄から締め出される未来を生む要因 – 暗い未来を抜け出す道はあるのか?

第3部 「主体的に築く未来」の明るい日々

第5章 コ・クリエーションの未来―みんなの力で大きな仕事をやり遂げる

– (ミゲルのストーリー)二〇二五年、リオデジャネイロ – (コ・クリエーションが活発化する前の時代)一九九〇年の一日 – 多様性はイノベーションの触媒 – コ・クリエーションの未来を生み出す要因

第6章 積極的に社会と関わる未来―共感とバランスのある人生を送る

– (ジョンとスーザンのストーリー)二〇二五年、チッタゴン – (共感の世界が訪れる前の時代)一九九〇年の世界 – バランスの取れた生活を実践する – 積極的に社会と関わる未来を生み出す要因

第7章 ミニ起業家が活躍する未来―創造的な人生を切り開く

– (シュイ・リーのストーリー)二〇二五年、河南省鄭州 – ミニ起業家たちの「生態系」 – ミニ起業家と創造性の未来を生み出す要因

第4部 働き方を<シフト>する

第8章 第一のシフト―ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ

– なぜ、「広く浅く」ではだめなのか? – 連続スペシャリストへの道 – 高い価値をもつ専門技能の三条件 – 未来に押しつぶされないキャリアと専門技能 – あくまでも「好きな仕事」を選ぶ – 高度な専門技能を身につける方法 – 移動と脱皮で専門分野を広げる – セルフマーケティングの時代 – 自分の刻印と署名を確立する – カリヨン・ツリー型のキャリアを築く

第9章 第二のシフト―孤独な競争から「協力して起こすイノベーション」へ

– 未来に必要となる三種類の人的ネットワーク – ポッセを築く – ビッグアイデア・クラウドを築く – 自己再生のコミュニティを築く

第10章 第三のシフト―大量消費から「情熱を傾けられる経験」へ

– 仕事の世界の「古い約束事」とは? – 「古い約束事」が崩れはじめた – お金と消費に最大の価値を置く発想 – なぜ、私たちはお金と消費が好きになったのか? – 消費より経験に価値を置く生き方へ – 重要なのは選択肢を理解すること – 自分で自分の未来を築く – <シフト>を実践する

エピローグ 未来のために知っておくべきこと

– 子どもたちへの手紙 – 企業経営者への手紙 – 政治家への手紙

訳者あとがき

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です