[ さくらの VPS ] 申し込みからサーバ設定までの手順

[ さくらの VPS ] 申し込みからサーバー設定までの手順メモ。 僕自身、サーバ関連の知識がまったく無いので、勉強しながら設定していくつもりです。

環境とか ———————————————————————-

ちなみに環境は、[ さくらの VPS 980 ] + [ CentOS 5.5 x86_64 ] です。

手順は、さくらの格安 VPS を借りたらいつもやっている設定いろいろ を参考にさせてもらいました。 ありがとうございます。

[ 01 ] コントロールパネルからサーバを起動させる ———————————————————————-

さくらの VPS を申し込むと、[ 仮登録完了のお知らせ ] と言うメールが届くので、その中に書いてある情報でコントロールパネルにログイン後、サーバ起動ボタンを押し、サーバを起動します。

安全のため、サーバの設定が終了し本番稼動するまで、サーバを使わない時は、サーバを停止しておく事にします。

[ 02 ] SSH の設定手順 ———————————————————————-

SSH のセキュリティー対策としては、次のような方法があるんだそう。 必ずしも全ての対策を行う必要は無いが、設定できるのであれば、やっておいた方が良いです。

– SSH のポートを非標準ポート ( 22 以外 ) にする。 – SSH のパスワード認証は禁止して公開鍵方式にする。 – SSH で接続可能なユーザを制限する。 – SSH で接続可能な IP を制限する。

以下は私が行った設定です。間違いがあれば指摘頂けると嬉しいです。 コマンドの順番などを良く考えれば、もっと簡単に設定できるのかも?

[ 02-01 ] root のパスワード変更とユーザー作成

さくらからの仮登録完了メールにある IP アドレスとパスワードで SSH 接続する。

$ ssh root@***.***.***.***

root のパスワード変更 ( パスワードは二回入力 )

## passwd

作業を行う一般ユーザーを作成し、パスワードを設定

## useradd test
## passwd test

新しく作ったユーザーでログインできるのか試しておく。

[ 02-02 ] SSH 接続用の RSA 鍵を作成する

パスワードによるログインを禁止し、鍵認証方式でのログインにするため、RSA 鍵を生成する。

手順は、[ SSH ] 公開鍵認証を使って、パスワード入力の手間を省く | Bowz::Notebook を参考に。

公開鍵をサーバに転送する時は、ローカルの id_rsa.pub ファイルのあるディレクトリに移動して、次のようなコマンドを使う。

$ scp ./id_rsa.pub ****@***.***.***.***:/home/****/.ssh/id_rsa.pub

[ 02-03 ] SSH デーモンの設定変更

su コマンドで root になる。

$ su –

/etc/ssh/sshd_config を編集する

## vi /etc/ssh/sshd_config

PermitRootLogin ( root のログイン ) と PasswordAuthentication ( パスワードによるログイン ) を no に設定する

PermitRootLogin no
PasswordAuthentication no
UsePAM no

SSH のポート番号を標準の 22 番から、1,000 番台以上にを変更する。ポートスキャンで見つかりにくくなるんだそうな。

#Port 22

と書いてある所を、

Port 3459

と書き換える。 ローカルマシンの ~/.ssh/configPort 3459 と言う表記を加えておく。

それにしても、どのポートが空いているか、どうやって調べるんだろ?

SSH デーモンを再起動する

## service sshd restart

これで root によるログインも、パスワードを使ったログインも出来なくなる。

[ 02-04 ] 作業用ユーザで sudo ができるよう設定を変更

作業用のユーザーを、root 権限を得られる wheel と言うユーザーグループに所属させる。

$ su –
Password:
## usermod -G wheel XXXX

/etc/sudoers ファイルを編集する。

## visudo

下記の様に書いてある部分を探す。

### Allows people in group wheel to run all commands
## %wheel  ALL=(ALL)       ALL

二行目にあるコメントを解除する。

### Allows people in group wheel to run all commands
%wheel  ALL=(ALL)       ALL

これで作業用ユーザが、無制限に sudo できるようになります。あとは保存して、root を抜けます。

設定できたかどうか、試しに $ sudo ls とかやってみる?

ログイン後、最初に sudo した時、作業用ユーザのパスワードを聞かれるんだけど何でだろ?

[ 02-05 ] sudo を通して実行するプログラムのパスを通す

それから、初期状態の一般ユーザーには sudo を通して実行するプログラムのパスが通っていないようなので、ホームディレクトリにある .bash_profile を編集してパスを通す。

PATH=$PATH:$HOME/bin

の後に次の三行を追加して保存する。

PATH=$PATH:/sbin
PATH=$PATH:/usr/sbin
PATH=$PATH:/usr/local/sbin

保存したら次のコマンドで設定を再読み込みする。

$ source ~/.bash_profile

[ おまけ ] SSH がアタックされていないかログを見る

SSH がアタックされた時のログは、次のコマンドで見る事ができる。

## grep invalid /var/log/secure*

/var/log の中には色々ログが溜まっているっぽい。

[ 03 ] ファイアウォール ( iptables ) の設定 {#iptables} ———————————————————————-

さくらのVPS を使いはじめる 3 – iptables を設定する | アカベコマイリ を参考に。

「iptables -L」で確認、再起動。

この辺りで力尽きました…。

参考にさせてもらったページ ———————————————————————-

誰得 UNIX-Blog : ServerMan@VPS での OpenSSH 設定小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 » SSH って何?myfinder’s blog : さくらの VPS を借りたら真っ先にやるべき ssh 設定さくらの VPS を使いはじめる | アカベコマイリさくら VPS + CentOS:SSH の設定 | スイナシアさくら VPS + CentOS:自分を sudo ユーザに追加してみた | スイナシア

ありがとうございます。

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